地獄の画家卍イラストエッセイ水無

俳優として全国CMで主演を務め、入社した映像制作会社で「喋りが面白いから」となぜかYouTuberにさせられてうっかり1,000万回も見られてしまう。地獄のようなイラストを添えたエッセイを毎日公開中。書籍化したいので、皆さん応援してくださいね☆

買って感動したキッチン雑貨【水無のイラストエッセイ】

f:id:Essay_Miznashi:20200715231424j:plain

読み終わった後はぜひブックマークボタンを押して応援お願いします(‘∀‘)

 前回『最近買って感動した物』というエッセイを書いたが、今回はキッチン雑貨に絞って私の感動を共有したいと思う。

f:id:Essay_Miznashi:20200715231524j:plain

  ①ダイソーの米とぎは私の米とぎ人生に革命をもたらした。冬場に手を氷のように冷たくしながら米をといでいたのがバカらしく思えるほど便利な品だ。ダイソーで買った物の中ではおそらく一番感動したのではないだろうか。先端の白い部分で米をとぎ、細かい線の入った部分を当てて水を切る。これを使うと下の方に残ったとぎ汁までしっかり切れるため、洗う回数も少なくなる。
 買ってきて初めてこれを使った時は「料理界の革命だ! 三種の神器だ!」などと我が家では大騒ぎだったが、そこまで大喜びする人間がいるとは発明した方も思ってはいなかっただろう。

 ②育休中の今、深夜は子どもの世話を任せきりにしているので、朝預かって昼に妻が起きたら毎日私がトースターでパンを焼いているのだが、今まではジップロックからバターを出して箱を開けて銀の包み紙を剥いで~と究極に面倒だった。面倒さに嫌気がさした私は百均でプラスチックのバターケースを買ったのだが、一週間ほど経つと冷蔵庫のにおいがバターに移ってしまった。そこで私はまたいつものようにネットでバターケースについて調べまくった結果、この商品が最適解であるとの答えを導き出した。
 このケース、二タに空気を抜くボタンが付いており、密封度が桁違いなのだ。加えてホーローはにおい移りがほぼしない素材なので、どれだけ経ってもまったく臭くならない。この世全てのバターケースの中で、これが一番におい移りせず安価で購入できるのではないだろうか。

 ③妻の食パン好きはフリークやオタクの域を超えており、クレイジーと言ってもいい。しかし我が家で使っていたトースターは十年ほど前、私が一人暮らしを始める時に千五百円ほどで買った安物だったので、去年の誕生日にこのバルミューダのトースターをプレゼントした。届いた日に大喜びで食パンを焼いてみたところ、今まで食べていたカスカスの食パンはいったい何だったのかと百の言葉を用いて問い詰めたくなるほどふわふわに焼けた。温度の当て方がまったく違うのと、吸水口に水を入れることが味の違いに結び付くらしい。
 いつもの超熟が四百円位の食パンに変身すると言えば、文字で美味しさを伝えられるだろうか。

 ④私は料理は嫌いだが、やるからにはちゃんとした器具でやりたいという面倒くさいことこの上ない性格をしているのだが、この鉄鍋はそんな私の願いをいとも簡単に叶えてくれる。鉄鍋の何が素晴らしいかと言うと、熱伝導率が凄いうえ好きなだけ強火にしていいので簡単に焼き目を付けられることや、調理するだけで鉄分が料理に付与されるというさながらゲームの固有アビリティのようなを持っていること、そしてなにより野菜はシャキシャキお肉はジューシーに仕上げられることなどが挙げられる。
 使用後はすぐに空焚きして油を塗らないといけないので普通のフライパンよりは面倒ではあるが、この美味しさを自分で表現できることを考えるとそんなものは些末な問題だ。余りもの野菜で肉野菜炒めを作る時などは差が如実に出るので、妻は「今日これ鉄鍋で作ったよね!」とすぐに変化に気が付く。これは本当に買ってよかった。

 ⑤最後は焼き肉プレートだ。我が家では鉄板焼きが大人気なのだが、ホットプレートなどでやると肉から出た油で部屋が浸水するわ煙で一寸先も見えなくなるわで大変だが、この焼き肉プレートは穴から油が落ちて非常にヘルシーなうえ、油が落ちる中部に水を溜めておくので油による焦げ付きがないし、煙もほとんど出ない。まさに鉄板焼き界の革命児である。
 バルミューダのトースターもそうだが、中に水を入れる製品は個人的に大正義である。

 以上が最近買ったキッチン用品の中で感動した物五選だ。自分が感動した物をこうして伝えられるというのはとても嬉しいので、また良いものを見つけたら報告したい。
――――――――――
これからもエッセイを投稿していきますので、気に入っていただけましたらまたご覧ください。
ブックマークや感想を残していただけると非常に嬉しいです。質問等もお気軽にどうぞ。喜んで返信させていただきます。
ありがとうございました。